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レイニーデイ・イン・ニューヨーク

NYは実は雨の似合う街だった


泣ける度★☆☆☆☆オススメ度◎◎◎◎◎

『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』
レイニーデイ・イン・ニューヨーク

監督・脚本:ウッディ・アレン
制作:レッティ・アロンソン/エリカ・アロンソン


【映画解説】レイニーデイ・イン・ニューヨーク☜公式HPはこちら
雨のNYを舞台に名匠ウッディ・アレンが
若手人気俳優をキャストしてすれ違う男女を
軽いタッチで描いたロマンティックコメディ

【映画レビュー】
やはりウッディの映画はおもしろい!
それが観終わった素直な感想だった

NYを舞台にウッディが描いた映画は
数多くあるが中でも『マンハッタン』は
モノクロなのに色を感じさせる見事なNYの
風景が印象的で今も記憶に残っている

自身もNY生まれでNYの隅から隅まで
知り尽くした彼の描くNYは
観るたびに一度は行ってみたくなる
憧れの大都会に思えた

そして本作でウッディが新たに描いたNYは
雨のNYだったが
一見味気のない摩天楼の林立と立ち並ぶNYも
雨にフィルターを通して見ると
なんとも幻想的でファンタジーな世界に
見えてくるから不思議だ

物語はNY生まれでセレブな生活を送ってきた
ギャッツビー(ティモシー・シャラメ)が
アリゾナ生まれの恋人
アシュレー(エル・ファニング)を
学校の課題でNYの有名な映画監督の
インタビューをすることになったついでに
勝手知ったる自分の故郷NYの街を
案内してロマンティックな週末を
過ごそうとして一緒にNYを訪れるが
度重なるハプニングの連続ですれ違い
結局案内できずに週末を終えるまでを
コミカルなタッチで描いていくが
映像の随所にウッディらしい
センスの良さが光っていて
観るものたちを次第に
ウッディワールドへと引き込んでしまう

ウッディ作品のどれにも共通するが
出演する俳優が皆美男美女であること
その衣装もその地雷を象徴するような
センスの良いものを見に纏っている事
本作もそうだがロケーションにも
気を配っていて
美術館や公園、港の風景など
こんな美しいNYがあったのか?
と思わせる構図で切り取っていること

そしてアメリカンジョークや
ユーモアを忘れずにセリフに取り入れていて
観た後に嫌な気持ちが残るような
演出は全くない事(あくまで私見ですが)
など

だから新作が発表されると
また観に行きたくなるのだろう?

本作は主人公たちの心模様と
NYの空模様を見事にリンクさせて
より一層魅力的な街に描き出している

まあ、日頃のストレスや溜まった疲れを
スッキリさせたい方は
ウッディの映画を笑いながら観れば
少しは元気を取り戻すと思いますよ?




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最新映画レビュー

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー

成仏できない霊は何を見て成仏したのだろう?


泣ける度★☆☆☆☆オススメ度◎◎◎◎◎

『A GHOST STORY』
A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー

監督・脚本:デビッド・ロウリー
制作:トビー・ハルブルックス/ジェームズ・M・ジョンストン アダム・ドナギー
音楽:ダニエル・ハート


【映画解説】A GHOST STORY☜公式HPはこちら
自動車事故で幽霊となった男が
残された妻と時の流れを見守る
切ない姿を描いたファンタジードラマ

【映画レビュー】
何とも不思議な初めての感覚を
本作を観る者たちに
体験させてくる映画だ

タイトルだけで想像していたのは
『ゴースト・ニューヨークの幻』
のような死んでからも恋人を愛し続け
地上を彷徨い続ける霊の映画かと思ったが
全く違う霊の視点で淡々と描き続ける
今まで見たことのない稀有な映画だった

ニューヨークの幻に出てくる霊は
恋人への思いが忘れられずに
恋人を追い続ける人につく霊だったが
本作の霊は二人が暮らした場所につく
言わば地縛霊だ

なので亡くなった彼のへの思いを
断ち切り、前へ進むために
引っ越してゆく彼女を
この霊は追わない

その場にい続け
流れゆく時間を淡々と見守り続ける

それは生前に幼い時から
引越しの多かった彼女が去っていく家に
必ずメッセージを残してきた
という話を聞き
そのメッセージが何なのか
知るためにそこにい続けたのか?

例に漏れず二人が暮らした家を
去っていくときも
彼女はメッセージを残していくが

ずっと見守り続けてきた家に
そのメッセージを見つけた時
建設会社の開発工事が始まり
思い出の家は無残にも取り壊されてしまう

やがてそこに巨大なビルが建ち
大企業が経営を始めるが
地縛霊はそのオフィスでも
彷徨い続ける

そして、そのビルから飛び降りた瞬間に
一気に霊は未来ではなく過去に戻ってしまう

そして過去のその場所におきた
様々な出来事を見守り続け
過去の自分と再会する

たった一つ不思議に感じたのは
霊魂は過去の自分に
出会うことができるのか?
ということだが
本作のゴーストは過去の自分に出会い
そしてついに去って行った彼女の
メッセージを見つけて広げたその途端
成仏するのだ

そのメッセージに何が書かれていたのか?
それは永遠に謎のまま映画は終わる

そのメッセージの内容を
見せるべきか見せないべきかが
意見の分かれるところだが
彷徨える魂が成仏するのは
この世に未練がなくなった時だろうから
そのメッセージを見て
ゴーストは全て納得して
天国へと旅立ったのかも知れない・・・




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最新映画レビュー

アイネクライネナハトムジーク

人の出会いと縁は神のみぞ知る?


泣ける度★★☆☆☆オススメ度◎◎◎◎◎

『アイネクライネナハトムジーク』
アイネクライネナハトムジーク


監督:今泉力哉
原作:伊坂幸太郎
脚本:鈴木謙一
音楽:斉藤和義


【映画解説】アイネクライネナハトムジーク☜公式HPはこちら
シンガーソングライター斉藤和義からの
作詞のオファーから生まれた
伊坂幸太郎初の恋愛小説を
三浦春馬多部未華子のW主演で
描いた奇跡のラブストーリー

【映画レビュー】
本作は数々のベストセラーを生み出してきた
人気作家“伊坂幸太郎”が
兼ねてからファンだったという
シンガーソングライター“斉藤和義”から
作詞のオファーを受けたことがきっかけで生まれた
正に奇跡の出会いのラブストーリーなのだ

多部未華子ファンの私は
かなり期待して観にいったのだが
ちょっとがっかりしてしまった

出会ってからの10年を描かなければならない
ストーリーなので年齢的にハマりそうな
多部未華子三浦春馬
キャスティングされたと思うが
多部未華子のキラキラと輝く
可愛らしさがあまり観られなかったのと
三浦春馬はラブストーリーを演じるには
若干、歳を取り過ぎてしまったのではないか?

出会ってから付き合い始め
同棲するまでのいちばん楽しいと思われる
時期の描写はほとんどなく
すぐに倦怠感が漂う10年後の
生活が描かれていて
そのプロポーズに関する部分が
この物語のキーになっているのは分かるが
多部未華子ファンの私としては
今、テレビドラマ『私の家政婦ナギサさん』で
描かれているような彼女のキラキラ感を
もっと観せてくれてもいいのでは?
とちょっぴり不満が残る使い方なのだ

ラブストーリーといっても
本作は人と人の出会いから
それに関わる人たちの心の機微を描いて
10年経った二人に起こる奇跡を
描いているので
今流行りの高校生や若者が演じる
ラブストーリーとは少し異なるが
多部ちゃんは結婚を発表しても
まだまだキラキラと輝いている稀有な女優で
それが彼女の魅力でもあるので
10年同棲して疲れたカップルの彼女役を
演じさせるにしても
もう少しキラキラ感があってもいいのでは?
と思ってしまう

三浦春馬は一昔前までは
ラブストーリーに必ず名前が上がる
誰もが認める美男子俳優だったが
今見るとやはり歳を取った感が否めない
特に男の俳優は竹内涼真や伊藤健太郎など
次々に魅力のある若手俳優が出てきてしまったので
昔のようにラブストーリーに
名前が上がることはなくなったと思う

でも『キンキーブーツ』など舞台では
新しい境地を演じて頑張っているので
俳優としては、まだまだこれからも
成長し続けてもらいたいが
本作の“佐藤”という役を演じるのは
かなり難しかったように感じた

まあ、それでも根強い伊坂幸太郎ファンや
斉藤和義ファンには垂涎のゴールデンコンビが
成立した初めての映画なので
テーマ曲を聴きに行くだけでも
一見の価値はある映画だとは思います


[緊急ニュース]
このブログを書いている最中に
テレビのニュース速報のチャイムが鳴り
見たら“三浦春馬さんが自殺”という
ニュースが流れてびっくりした
この作品を観て私としては珍しく
かなり辛辣に三浦春馬さんのことを書いたが
関係者ならびにファンの方々へ
あえて申し上げておくが
三浦さんのこれからに期待して激励のつもりで
書いたことなので
誤解の無きようお願いしたい

心から三浦春馬さんのご冥福をお祈りします。





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最新映画レビュー

ヒキタさん!ご懐妊ですよ

40を過ぎてからの子作りはサバイバル!


泣ける度★★☆☆☆オススメ度◎◎◎◎◎

ヒキタさん!ご懐妊ですよ
ヒキタさん!ご懐妊ですよ

監督:細川徹
原案:ヒキタクニオ
脚本:細川徹
プロデュース:前田浩子
音楽:大間々昂


【映画解説】ヒキタさん!ご懐妊ですよ☜公式HPはこちら
49歳の作家ヒキタクニオが
自身の体験を綴ったエッセイをもとに
男性不妊に直面しながらも
前向きに乗り越えようとする姿を
ユーモラスに描いたヒューマンドラマ

【映画レビュー】
この映画を観るまでは不妊の原因は
ほぼ女性の方にあると思っていたが
40を過ぎてからの男性の精子が
こんなに弱ってしまうことを知って愕然とした

我が家も結婚してから8年間も子宝に恵まれず
妻が妊娠したとわかったときは
小躍りして喜んだ
その時の私の年齢は35歳だった

私もあまりにも妻が妊娠しないので
医者に診てもらったが
その時の診断は本作のように
「精子の数が普通の成人男子より少ないですね」
だった。

何日も仕事で徹夜をしても大丈夫なので
精力には自信があったが
医者からの診断を聞いたときは耳を疑った

本作では49歳のヒキタさんが
やはり元気な精子の数が少ないと指摘され
運動をしたり栄養ドリンクを飲んだりして
懸命に元気な精子の数を増やそうとするが
当時の私はそんなことまでしなければならないとは
露ほども思っていなかった

妻も仕事をしていて
超ハードワークだったので
今にして思えば精子も卵子も
ある程度ゆとりのある生活でないと
受精しないのだと理解できる

我が家の場合は8年目に授かった子宝を
絶対無駄にしてはならないと
ストレスの溜まる仕事をしていた妻は
きっぱりと辞めて出産準備だけに専念した

本作のヒキタさんは
体外受精で注射器を使用して直接卵子に
注入するがそれでもなかなか受精しない
そう考えるとまさに妊娠とは
神様からの授かりものだと思えてしまう


だが我が家もそうだったがヒキタさんのように
何度もトライ&エラーを繰り返し
やっと妊娠が分かった時の喜びは
計り知れないものがある

その分生まれてきた子は
可愛がり過ぎてわがままに育つ恐れもあるが
3歳くらいまでの子供のわがままなど
取るに足らぬので何でも聞いてやるのが
親心というものだろう


子供はその家の血を絶やさぬように
子々孫々とつないでいってくれる
大切なバトンランナーでもある
なので子宝に恵まれたご家庭は
ご先祖様に感謝し
できる限り向き合って
大切に育てていって欲しいと
老婆心ながら思う
今日この頃である




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最新映画レビュー

新聞記者

海外のスパイ映画より怖い我が国の情報操作


泣ける度★★★★☆オススメ度◎◎◎◎◎

『新聞記者』
新聞記者

監督:藤井道人
原案:望月衣塑子/河村光庸
脚本:詩森ろば/高石明彦/藤井道人
制作:河村光庸
音楽:鈴木健太郎


【映画解説】新聞記者☜公式HPはこちら
一人の若き新聞記者の奮闘する姿を通して
報道メディアは権力にどう対峙するのか?
を問いかける衝撃の話題作

【映画レビュー】
観終わった感想はウームと
ただ唸るしかなかった・・・
それほどリアル感に満ちたストーリーだ

海外のスパイ映画などの
諜報部員を取り上げたものは
その当事国の人には響くのかも知れないが
我々日本人には対岸の火事的な内容で
どうも絵空事としか思えないが
本作の内閣情報調査室が行っている
情報のコントロールは
妙にリアルで考えさせられるものがある

特に昨今のSNSを利用したネット系の情報は
その真偽は問われるが
内容によっては炎上して
騒がれる場合が少なくない

それほど現代社会は
ネット系情報に敏感なのだ

恥ずかしながら本作を観るまでは
内閣情報調査室なるものの存在すら
知らなかった私だが
ネット情報で調べてみたら


【内閣情報調査室】
内閣情報調査室は、内閣の重要政策に関する情報の収集及び分析
その他の調査に関する事務並びに特定秘密の保護に関する事務を
担当しており、内閣情報官のもとで、次長及び総務部門、国内部門
国際部門、経済部門、内閣情報集約センター並びに内閣衛星情報
センターで分担し、処理しています。



ということだが
新聞やテレビ・ラジオが主な情報源だった
昭和の時代にはあまり必要のなかった
ネット社会ならではの国の
情報コントロール機関なのだ

本作の題名にもなっている『新聞記者』だが
新聞は本作でも今やネット情報に押されて
完璧に遅れた情報になっている
だが我々紙世代の人間にとっては
活字の力はまだまだ侮れない
影響力があるのも事実

その新聞が国からの圧力で
記事を差し止められたり
本当に証明できる材料を揃えないと
記者生命に関わる報復をされかねない
本作のそんな生々しい描き方が
妙にリアルで恐ろしくもある

2020年代43回日本アカデミー賞の
最優秀作品賞に輝いた本作だが
映画を観終わって
主演男優賞に選ばれた“松坂桃李”も
主演女優賞に選ばれた“シム・ウンギョン”も
選ばれて当然と思える
迫真の演技で本作のリアルさに貢献している


ロードショウ上映中は忙しくて
劇場で見ることは叶わなかったが
ネット配信で観ても十分にそのリアルさは
伝わってくるので
是非オススメしたい名作である



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最新映画レビュー

ハドソン川の奇跡

ヒーローが一転して容疑者になってしまう米国の司法制度とは?


泣ける度★★★☆☆オススメ度◎◎◎◎◎

『ハドソン川の奇跡』
ハドソン川の奇跡

監督:クリント・イーストウッド
脚本:トッド・コマーニキ
制作:クリント・イーストウッド/フランク・マーシャル
アリン・スチュワート/ティム・ムーア
音楽:クリスチャン・ジェイコブ/ザ・ティアニー・サットン・バンド


【映画解説】ハドソン川の奇跡☜公式HPはこちら
2009年1月15日に米国NYで起こった
奇跡的な生還劇として世界中に知れ渡った航空機事故を
チェズレイ・サレンバーガー機長の手記
「機長、究極の決断 『ハドソン川』の奇跡」をもとに
名匠クリント・イーストウッド監督が映画化

【映画レビュー】
本作は航空機事故を描いた映画だが
と同時に米国の裁判社会の是非を問いかける
映画でもあるのだろう?


昔から米国の裁判を題材にした映画を
数多く観てきたが
それらで学んだことは正義が必ず勝つ
ということでは無いのだということだ

本作の155人の命を救った機長
チェズレイ・サレンバーガー
通称“SULLY”に起こった出来事も
そんな信じられない言いがかり的な
知られざる真実だった!


事故調査委員会がSULLY機長に問いただす
本当に不時着以外の選択肢はなかったのか?
乗客たちの命を危険にさらす
無謀な判断ではなかったのか?
という執拗な追及は
単に責任の所在が航空会社ではなく
機長の判断ミスにあり
奇跡の不時着は必要なかったという
責任逃れをしたかっただけでは無いのか?

155人もの命を救った会社にとっても命の恩人を
容疑者として追求する呆れた展開に
米国の裁判社会の怖さを感じる

イーストウッド監督が映画の冒頭から
事故場面ではなく機長の
悪夢の描写から描いてみせるのは
奇跡の救出劇のヒーローが
次第に追い詰められてゆく心情を
リアルに伝えたかったからなのだろう

そしてSURRY機長のパイロットとしての
豊富な経験から
乗客全員命を救った救出判断と
コンピューターのシミュレーションによる
事故時の選択の戦い場面に呆れるのは
フライトシミュレーターの操縦を
している会社が選んだパイロットたちが
事故の経験などなく
事前に17回もそのシミュレーションを
練習している事実だ

現実に起こる事故の練習など
フライトシミュレーターでできるわけがなく
事故時の一瞬の判断で生死を分けるのは
フライト経験豊富なパイロットの咄嗟の
野生の勘しかないのだという事実

実際にフライト経験豊富な
軍隊の戦闘機パイロット上がりの
SULLY機長でなければ
超低空で起きたこの事故で
155人もの乗客の命を救うことは
できなかっただろう

もう一つの奇跡は1月15日という
極寒のNYで起きたこの事故で
凍死した人が一人もいなかったということ
真冬のNYの寒さを経験した者でなければ
その想像を超えた寒さのハドソン川からの
救出の奇跡はわからないだろう


ただ邦題は『ハドソン川の奇跡』という
日本人にはわかりやすい題名になっているが
現代は『SULLY』という機長の名前を
そのまま使っているところに
クリント・イーストウッド監督の
チェズレイ・サレンバーガー機長への
畏敬の念の表れではないだろうか・・・




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最新映画レビュー

マーウェン

人によって癒される世界は皆違う


泣ける度★★★★☆オススメ度◎◎◎◎◎

『マーウェン』
マーウェン

監督・脚本:ロバート・ゼメキス
脚本:キャロライン・トンプソン
制作:ロバート・ゼメキス/ジャック・ラプケ
スティーブ・スターキー/シェリラン・マーティン
音楽:アラン・シルベストリ


【映画解説】マーウェン☜映画.comサイトはこちら
ヘイトクライムにより脳に障害を負った男が
ミニチュアと空想の世界を作り上げることで
その後遺症から立ち直り現実と向き合う勇気を
獲得していく姿を、実際の話を元に描いたヒューマンドラマ

【映画レビュー】
冒頭の映像からそれがミニチュアの世界
とわかるまではリアルすぎて見分けがつかない
それほどホーギーの創る彼自身の頭の中の世界観は
他の誰にも創れない独自の世界なのだ

さらにこれが実話を元にしたストーリーと聞くと
ますます驚かされる


よく何かの障害を抱えた人が
ある分野では常人よりも
優れた能力を発揮することは知られているが
彼らが心の奥にある世界を
何らかの形でアウトプットすることで
癒しにつながっているのかも知れない

本作の主人公“ホーギー”が創る世界も
自宅の庭に『マーウェン』という架空の街を作り
その街に置かれた人形たちをカメラの収めて
自分しか見えない世界を世に発表する

その独自の世界観が次第に認められ
稀有なカメラマンとして
写真展まで開催され好評を博す


ホーギーの創る架空の都市“マーウェン”は
普通の人の目に見えているのは
ミニチュアの中に置かれたただの人形だが
ロバート・ゼメギス監督はさらに
ホーギーの頭の中に描かれている世界を
VFXを駆使して描き
現実と空想の境目を無くし
独自の世界観として描いている

それがナチス親衛隊との戦いというのも
暴行により記憶を失った筈のホーギーの中に
色濃く残っているほど
ナチスとの戦いは悲惨なものだったのか?
と考えさせられる


箱庭療法と言って
箱の中に人、動植物、乗り物、建物などの
ミニチュアを置き、何かを表現したり
遊んだりする心理療法があるらしいが
ホーギーの創る架空都市“マーウェン”は
まさに箱庭療法そのものだ!

とにかく本作“マーウェン”の
現実とミニチュアの区別がつかない
独特の映像世界は、観るものを童心に返らせ
幼い時に遊んだ甘酸っぱい記憶を蘇らせてくれる
プラモデルやミニチュアファン垂涎の稀有な作品なのです!




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