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映画 『シャーロック・ホームズ』 レビュー

☆ガイ・リッチーが生み出したニューヒーロー誕生!


泣ける度☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎◎
シャーロックホームズ シャーロックホームズ2
監督 ガイ・リッチー/脚本 マイケル・ロバート・ジョンソン、アンソニー・ペッカム
サイモン・キンバーグ/音楽 ハンス・ジマー
製作総指揮 ブルース・バーマン 、マイケル・タドロス


【概要】
作家コナンドイルが生み出したご存じ名探偵シャーロック・ホームズと
相棒のジョン・ワトソン博士が活躍するミステリー大作をガイ・リッチーが
大アクションスペクタクルムービーに映画化

【レビュー】
映画が始まって5分も経たないうちに
どんどん映画の中に引き込まれていく!
実に面白い!(どこかで聞いたセリフですが・・・?)
さすがガイ・リッチー監督
息もつかせぬ見事な演出ぶりに、只々拍手である!


皆さんご存じのコナン・ドイルが生み出した名探偵
“シャーロック・ホームズ”
でも今回のホームズはちょっと違う!

事件を解明するための天才的な分析力は相変わらずだが
今回はその頭脳に強靭な肉体も加わり
まるで若き日の“インディジョーンズ”のような
タフで逞しいニューヒーローになっている

もともとドイルの原作本に描かれているホームズは、
武術家であり、ボクサーであり、ステッキ・ファイトにたけた人物
だったらしいが
日本で知られているホームズには
頭脳明晰で難事件を解決してゆく名探偵で
この映画のような逞しい肉体武道派探偵のイメージはない

でも、そこは紳士の国“英国”
ジョーンズのようにただ豪快なアクションばかりではなく
皮肉のきいた見事な会話や
クラスを感じる様々な登場人物やおしゃれな服装
歴史を感じさせる建物や風景
ちょっとしたお色気もあり
これでもかと言わんばかりの
盛りだくさん、てんこ盛りの内容で
とんでもない娯楽超大作に仕上がっている!

それもそのはず
監督はあの『スナッチ』のガイ・リッチー
低予算でもあれだけ面白い映画を作る才能あふれる彼に
これだけの製作費をかければ
こんなにスゴイおもしろ超大作映画になるんです!
というお手本になりそうな映画なのだ!

シャーロックホームズ3


監督自身がマーシャルアーツを何年も習い
自らアクションを付けたというアクションシーンも
“ロバート・ダウニー・Jr”も6年以上も
詠春拳のトレーニングをしているというだけあって
申し分のないド迫力で
ハイスピードを駆使したベアナックルの拳闘シーンは
一見の価値あり!

相棒の“ワトソン”役のジュード・ロウとの
絶妙な掛け合いも
英国ならではの言い回しとジョークが
ふんだんに盛り込まれていて
本当におもしろい!

≪前世はイギリス人≫を自負している私にはもちろん
英国が好きな人には必見の
超おススメ☆☆☆☆☆映画なのです!



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最新映画レビュー

映画 『フィリップ、きみを愛してる!』 レビュー

IQ169の活かし方?


泣ける度★★☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎
フィリップ、きみを愛してる!
監督・脚本 グレン・フィカーラ 、ジョン・レクア /原作 スティーヴ・マクヴィカー
製作総指揮 リュック・ベッソン /音楽 ニック・ウラタ



【概要】
天才詐欺師“スティーヴン・ラッセル”のドキュメンタリー小説
詐欺と脱獄を繰り返した男の実話を基にしたドラマチックなラブストーリー


【レビュー】
世の中には天才と言われる人が悔しいけど本当に存在する

一瞬にしてパズルの答えが解ってしまうとか
試験勉強などしなくても必ず100点を取ってしまうとか
私も何人かそういう人を知っている

そういう人たちに共通しているのは
みんなIQが異常に高い!
この映画の主人公“スティーヴン”もIQは169
測定方法により違いはあるらしいが
主流の検査での最高値は160程度らしいので
それを超えているスティーヴンは紛れもない天才ということになる

これは実在した人物の話の映画化で
偽の弁護士として裁判に勝ってしまうことや
会社の投資資金を利用し
短時間で大金を稼ぎ出してしまうことなど
すべて実際に彼がやってのけたほんとうの話

その能力があれば、あっと言う間に大金を稼ぎ
会社を興して巨万の富を生むことさえ簡単にできただろうに
彼はその能力を詐欺に使ってしまう

小さな時に養子に出され
それを思わぬことで知り
実母を探すために警官になり
母に会いに行くが拒絶されたときから彼の人生への考えが
180度変わってしまったのかもしれないが
才能はあってもチャンスに恵まれなければ
それを生かすことができないアメリカという国で
その才能を簡単に活かせたのが詐欺師という道だったのかも知れない

天才と呼ばれる人たちは何をするにもいい加減ではない
いい加減では人は騙せない

だから人を愛することへも完璧だった?


フィリップ、きみを愛してる!2


警察官のスティーヴンは最初、結婚して子供も授かり
良い父親を演じ続けてきたが
あることをきっかけに愛する家族より
自分らしく生きることを選び
ゲイに目覚める
そんな彼を妻も受け入れ温かく見守り続ける?
(本当はこの奥さんが凄いのかも?)

そのゲイライフを持続するために金が必要になり
詐欺を働き続けた挙句、投獄
そこでまた運命の彼にめぐり会い彼のために
またまた詐欺を繰り返す羽目に・・・
その手口が天才ならではの凄さ!
特に最後の大ウソは本当にあった話とは
信じられない!

日本ではゲイはまだまだ市民権を得ているとは言い難いが
世界には、婚姻も認めている国や地域はいくつかあり
この映画は人を愛するピュアな想いに
性別はあまり関係ないと改めて感じさせてくれる

主演の2人“ジム・キャリー”と“ユアン・マクレガー”の
演技の見事さが
そう感じさせる大きな要素になっているのは言うまでもない

観終わった後、温かい気持ちにさせてくれる
おススメの映画です!


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最新映画レビュー

映画 『ハート・ロッカー』 レビュー

祝!アカデミーショー

☆最優秀監督賞☆最優秀作品賞




死という恐怖に刺激を求める新たな狂気・・・


泣ける度☆☆☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎◎
ハート・ロッカー
監督 キャスリン・ビグロー/脚本 マーク・ボール
製作総指揮 トニー・マーク/音楽 マルコ・ベルトラミ、バック・サンダース


【概要】
世界で最も危険な仕事、米軍爆発物処理班を
緊張感あふれるリアルな映像で描いた戦争アクション


【レビュー】
アカデミー賞の影響は恐ろしく
3月9日アカデミー賞発表の翌日
平日の火曜日だというのに映画館は満杯!
それもお年寄りの男性がかなり多かった

いつも平日の観客は多くてせいぜい数十人程度だが
この日は開演1時間前ですでにほぼ売り切れ状態
危うく観られないところだった・・・(汗)


なぜ『アバター』ではなく『ハート・ロッカー』が
オスカーに選ばれたのか?
やはり近未来の絵空事より超リアルな現実のほうが
説得力があったのかも知れない・・・?

この映画はイラク戦争のアメリカ軍爆発物処理班の兵士を
追った映画だが常時手持ちカメラの撮影は臨場感たっぷりで
音楽もほとんどなく、まるでドキュメント映像かと錯覚させる作りである。


イラク戦争自体、あまり戦場の詳しい情報が入ってこない日本人にとっては
対岸の火事的要素を否めないが
アメリカ人にとっては超現実的で身近な話なので
観る方の感情移入が日本とは比べ物にならないのだろう
しかもその中でも最も危険な任務である爆発物処理班の話は
アメリカ人でさえも詳しく知る人はそう多くはいないと思われ
この任務のリアルな緊迫感はかなりショックだったに違いない

キャスリン・ビグロー監督は冒頭で
“戦争は一種の麻薬みたいなもの”と語っている

この映画はひたすらドキュメンタリータッチで描かれており
メッセージ的なものはこの冒頭の一言だけである
それがこの監督が観客に投げかけた最大の狙いなのだ!

ハート・ロッカー2


アメリカ軍の為に最前線で常に死との恐怖に直面し続け
緊張感を強いられる爆発物処理という仕事
この映画は世界で最も危険な任務につく男たちにスポットを当て
軍を支えるヒーロー的存在に描いているようだが
実態は目の前で死んでいく人間を何人も見てきた一人の兵士が
死という刺激に麻痺し、平和な生活が続けられず
せっかく任務が明けてもまた死という恐怖を求めて
最前線へと自ら進んで身を置きに行く
戦争が生み出す新たな狂気、精神的弊害を
ドキュメントタッチでリアルに描き
観ている人々に判断を仰ぐという
全く新しいカタチの反戦映画なのだと感じた。



奇しくも夫婦対決となった今年のアカデミー賞最優秀作品賞
『アバター』は他の星を侵略する地球軍(米国)を批判的に描いているのに対し
『ハート・ロッカー』では、あえて批判めいた表現やメッセージは一切排除し
坦々とリアルな戦場を描いている。
なのに米兵が爆弾で死んだり撃たれたりすると
ああっと残念に思い、イラク兵が死ぬとホッとしている自分に
ナンデ?と、ふと疑問を覚えた。

どちらの命も人の命に変わりはなく
そういう風に思ってしまう私を含めた多くの日本人は
昔から米国のメディアに洗脳されているのではないのか・・・?と


私は戦争反対派だが
今までのベトナム戦争などをテーマにした多くの戦争映画は
どれも米軍が正義で敵は悪者的な作られ方をしており
知らず知らずのうちに本来平等であるはずの人の命に
優劣をつけるようになっている自分が恐ろしくなった。


結果として『アバター』ではなく
この映画がアカデミー賞最優秀作品賞に選ばれたのは
ベトナム戦争で犯した過ちを再び中東でも行っている米政府に
戦争が生みだす新たな狂気を見せつけ疑問を投げかける
驕れる国アメリカへの新しいかたちのメッセージなのだろう・・・


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最新映画レビュー

映画 『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』 レビュー

子供と一緒に楽しめる映画がまた増えた!


泣ける度★★☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎◎
パーシージャクソンとオリンポスの神々
監督 クリス・コロンバス/脚本 クレイグ・ティトリー
原作 リック・リオーダン/音楽 クリストフ・ベック
製作総指揮 トーマス・M・ハメル、グレッグ・ムーラディアン、
       ガイ・オゼアリー、マーク・モーガン



【概要】
アメリカでベストセラーになった「パーシー・ジャクソン」シリーズ
神と人間のハーフである少年がたどる冒険の旅を描く
奇想天外なファンタジー・アドベンチャーを「ハリー・ポッター」シリーズの
クリス・コロンバス監督が映画化

【レビュー】
映画を観るときに誰と観るか?
という質問バナーを私のブログに載せていますが
意外と“いつも一人”と言う人が多いのに驚きます。

私も基本的には集中するため平日に一人で観ますが
息子(小学6年生)が観たいと言っている映画は
あえて一人では観ずに息子と一緒に行けるように取っておきます。

ハリーポッターなんて
今年高校2年の長男が小学生のころから9年間も
家族4人で観に行っていて
毎年我が家の年中行事のようになっている始末
中には実際に観てみると
この映画は子供には観せない方が良かったなと思うものもあって
なかなか親子で楽しめる映画選びは難しいものです。

そんな時にこの映画を見つけて
さっそく小学生の次男と観に行きました。
いやーおもしろかった!
クリス・コロンバス監督ということもあって
比べられて、ハリーポッターと同じだとか
結構厳しい評価もあるようですが
ギリシャ神話と現代とを結びつけた斬新なストーリーは
素直に楽しめ、とてもおもしろかったです。

かたや人間にはない魔法という力で
みんながワクワクするような魅力的なシーンが
いくつも描かれていますが
こちらは更にその上をいく【神】ですから
何が起こっても不思議ではありません!

どちらも共通しているのは
“あんなふうにできたらいいなぁ”という
子供たちの願望やあこがれを描いていること
まさにファンタジー映画のお手本のような演出に
息子と二人して「スゲーッ!」を連発し大拍手!
でもさすがクリス・コロンバス監督
ホロリとさせる親子愛?のシーンもしっかりあって
なかなか感動しますよ!

おもしろかったのはパーシー達を堕落させる場所に
ラスベガスが使われているところ
そんなとこにもアメリカンジョークが利いてます。

パーシージャクソンとオリンポスの神々2


原作はまだ読んでいませんが
すでに第5話まで出ているとのこと
第2話、第3話へと続きそうで今から楽しみです。
またひとつ親子で楽しめる映画に出会えて
映画好き一家としては嬉しい限り

大人になってもこういう夢のある映画を素直に楽しめる
少年のような心をいつまでも持ち続けたいと
あらためて思わせてくれた
おススメ映画です!


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最新映画レビュー

映画 『しあわせの隠れ場所』 レビュー

そのサイドに立たなければ見えないもの・・・


泣ける度★★★☆☆ オススメ度◎◎◎◎
THE BLIND SIDE
監督・脚本 ジョン・リー・ハンコック/原作 マイケル・ルイス[作家]
製作総指揮 モリー・スミス 、ティモシー・M・バーン 、アーウィン・ストフ
音楽 カーター・バーウェル


【概要】
ホームレス同然の生活をしていた黒人少年に、裕福な家族が手を差し延べ
プロのアメリカン・フットボール選手になった実話を映画化した感動的なヒューマンムービー

【レビュー】
ブラインド‐サイド【blind side】
1(片目の人の)見えない側(自分で気づかない)無防備[盲点]になっている側[方向]弱点.
2ラグビー・アメリカンフットボールなどで、タッチラインまでの攻撃スペースが狭い方のサイド
〈人の〉弱点[盲点]を突く;不意をついて打撃を与える;〈相手チームを〉ブラインドサイドから攻撃する.

この映画の原題『THE BLIND SIDE』 とは辞書を引くとこういう意味らしい
まさにこの映画のテーマ言わんとしているところが
この題名にすべて表されている。
なので邦題の『しあわせの隠れ場所』では
この映画が伝えたいことはさっぱりわからないのだ

この映画の“見えない側”とは正に、お金持ちから見た貧乏人のこと
アメリカはMoney Moneyの典型的な資本主義社会
成功者は巨万の富を掴むことができるが
反対に貧乏人は住むところも食べるものもなく
教育すら満足に受けられない

そんな中でこの映画の主人公である“マイケル・オーア”は
とてもラッキーな青年と言える
スラム街で極貧生活を送っていたがあるきっかけから
“リー・アン”によってお金持ちの家に迎え入れられ
きちんとした教育を受けさせてもらい
次第にアメリカン・フットボール選手としての才能を開花させ
プロのアメフト選手として成功してゆく

THE BLIND SIDE2


彼を迎え入れた一家も
彼の生い立ちや今までの境遇を知るに連れ
それまで自分たちが気づかなかった生活
THE BLIND SIDEをより深く知るようになり
改めて自分やそのまわりの生活を見つめ直し、共に成長してゆく
しかもこれは実話なのだ!
そして物語の形を借りてアメリカの白人社会と黒人社会の溝を
浮き彫りにした格差社会へのアンチテーゼにもなっている。

ホームレス同然の生活からプロのアメフト選手として成功し
現在も活躍するアメフト選手の実話を題材にし
アメフト用語と格差社会とを比喩したTHE BLIND SIDEという原題は
非常によく考えられたタイトルなのに
またもや集客のためか『しあわせの隠れ場所』という邦題をつけたことで
せっかくこの監督が訴えたかった大切なテーマがボケて
解りづらくなっているのが勿体ないと思う。

この映画に出てくるキリスト教信者のように日本の大金持ちの人たちも
キリスト教的慈愛精神があれば
ホームレスや派遣村に並ぶ仕事にあぶれている人たちを
救済できるのに・・・と思いますが?


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最新映画レビュー

映画 『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』 レビュー

恐るべし!アメリカン・スラップ・スティックムービー!


泣ける度★☆☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎
ハンナ・モンタナ
監督 ピーター・チェルソム/脚本 ダン・ベレンドセン/音楽 ジョン・デブニー
製作総指揮 デヴィッド・ブロッカー、マイケル・ポリエス、スティーヴン・ピーターマン



【概要】
ご存じアメリカで人気のTVドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』の
劇場公開映画版!


【レビュー】
若い皆さんはご存じないと思うが
その昔、『ルーシー・ショー』という誰もが知っていた
アメリカのドラマがあった(1962~1968年)

主演は“ルーシー・リカード”という
専業主婦だが、ショービジネスの世界に憧れていて
何かあれば、とんでもない発想や行動をし
いつも騒動を巻きおこしてしまうトラブルメーカーを
ルシル・ボールという女優が演じて一世を風靡した。


米国で大人気のTVドラマ『ハンナ・モンタナ』を観たとき
このルーシー・ショーを思い出した。

構成や作りもほぼ同じ
スタジオセットの中で展開する
スラップスティック‐コメディで
2~3分に1回のセリフのギャグに合わせて
観客の笑い声が入る。

小学生だった私にはあまりピンとこなかったが
大人たちには受けていたようで
当時この番組を知らない人はいなかったくらいの
超人気番組だった。

TVドラマの『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』も
設定こそ高校だがユーモアのセンスや笑い声の入るタイミングなど
40年以上たった今もアメリカ人の笑いのセンスは
変わらないんだなぁ・・・と驚かされた!


でもこの『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』はちょっと違う
舞台はスタジオセットから飛び出し、大自然あふれるテネシーへ!
TVドラマのあの笑い声も入らず
多少セリフにユーモアは散りばめられているものの
TVドラマのような作られた演出は一切なく
なかなか良くできた映画だった

ハンナ・モンタナ2


最近、都会に住む日本人が古民家や自家菜園に憧れるように
アメリカ人の心のどこかには
いつも草木あふれる大草原の風景があり
馬に乗って思いっきり走り回りたい願望があるんじゃないのか?
と感じることが多々ある。

ハリウッドの高校でアイドルであることを隠し
若くして超セレブな生活を送るハンナ・モンタナも
生まれ育ちは大自然と人情味があふれるテネシー育ち
そのギャップの中で本当に忘れかけていた
人と人との触れ合いのたいせつさを
あらためて思い出すストーリー展開は
アメリカ人の心の琴線に触れきっと涙を誘ったに違いない!

普段歌うことのないカントリー調の曲も
アメリカ人の心のふるさと的なメロディがふんだんに盛り込まれ
観客動員数を増やすには申し分のない演出なのだろう


日本でも「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」ファンは
結構多いらしく、劇場の中は女子中高生で賑わっていた


そう言えば、やはりアメリカのTVドラマで『大草原の小さな家』
という西部開拓時代のアメリカを舞台にした長寿番組があったが
どんなことがあっても家族を守り抜く強く優しいお父さんと
ルビーおばさんのようないつもニコニコして優しいお母さん
そして大自然で伸び伸びと育つ子供たちという
現代ではなかなか実現できそうにない理想的?な家族生活が
すべてのアメリカ人の心の中に
永遠の憧れとして生き続けているのかもしれない・・・


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最新映画レビュー

映画 『パレード』 レビュー

友だちというツナガリの希薄さ・・・


泣ける度☆ オススメ度◎◎
パレード
監督・脚本 行定勲/原作 吉田修一/音楽 朝本浩文


【概要】
都内のマンションで共同生活を送る若者たちの生活を通して、
現代の若者の人間関係の距離間やそれぞれが抱える心の闇を
鋭くえぐる衝撃作

【レビュー】
今の世の中の若者たちに
友だちと呼べる人は果たしているのだろうか?


都会の2LDKのマンションで共同生活をしている4人の男女
別に恋人でもなければ仕事仲間でもない
映画会社、イラストレーター志望のブティック店員
俳優の彼氏を持つフリーターにアルバイトに精を出す大学生
それぞれが違う生活行動パターンなので
4人がその部屋で一緒になることは少ない
お互いに干渉もしないが姿を見ないと一応心配はする

そんな共同生活が成り立つのか?
成り立つわけがない、
まあ、映画だからなぁ・・・

いや、まてよ都会ならあり得るかも?
今の若者たちが六畳一間のアパートで我慢できるわけがない
でも理想の広さの部屋は都心から遠く
自分たちが暮らしたい街は家賃が高い
だったら都心のマンションに気の合う仲間と
共同生活も悪くないかも・・・?

と思ったのだが
彼らは気の合う仲間ではないのだ!

私からすると
ただの知り合いに毛が生えた程度の付き合い
何かのきっかけでただ一緒に住んでいるというだけの関係
だからお互いのことをよくは知らないし知ろうとも思わない
自分に害を及ぼさなければそれでいいのだ!
その方がお互いに楽だし
だからこそ共同生活もうまくいっている

お互いの会話もあまり深い話はしない
その場限りの上辺だけ会話
逆に普通なら話せないような深刻な問題も
その流れでさらりと話し
聞いてる方もさらりと受け流す
自分にとっては泣きたくなるほど悲しい出来事も
ルームメイトの前ではそんな素振りも見せない

それが彼らの暗黙のルール
けっして深入りはしない

この距離間の取り方は何なのだろう・・・?

そうか防御だ!
仲間外れにされないための
いじめられないための
一人きりにならないための
防御策なのか!

パレード2


私が小さかったころは
ドラえもんのジャイアンのように
体が大きく力が強い子がガキ大将で
みんなはそれに従いバランスが保たれていた
強い者と弱い者はハッキリと別れていて
強い者はより強い者と力試しをした
そしておもいきり殴り合った末に
お互いを認めれば誰よりも仲良くなり
何でも話せる親友になった

だが受験戦争が次第に熾烈を極め
そのストレスが子供たちに
いじめという歪んだ形で現れ始めてから
子供たちは自分を守るために
だれもが心にフタをして本心は明かさず
上辺だけの付き合いになった

みんながいい子を演じ表だって暴力などしない
でも顔には出さないが、みんながライバル
だから適度に距離間を保ち
適度に付き合っていく

仲間外れにならないように
いじめられないように
一人きりにならないように

自分を守るために・・・


ニューヨークなどの大都会では
昔から高い家賃への対抗策として
ごく自然な形でルームメイトという
システムが生まれた

その形も様々で
男×女、男×男、女×女、ゲイ×ゲイ・・・?
そしてやはり長く続くためのルールは
お互いに干渉しないこと?


都会というコンクリートジャングルで生きるために
必要なものと必要でないものとを
うまく使い分けていく生活

人の温もりもその一つだとすれば
ある程度距離を置かないと成立しないその人間関係も
都会で生きていくためのただの道具なのか?

映画とは思えない
現代の若者たちのリアルな人間関係に
空恐ろしさを感じた・・・



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