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エアベンダー 映画レビュー

アニメを実写にする時は何を大切にするのか?


泣ける度☆☆☆ オススメ度◎◎
エアベンダー
監督・脚本 M・ナイト・シャマラン/ 音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
製作総指揮 キャスリーン・ケネディ、スコット・アヴァーサノ
マイケル・ダンテ・ディマーティノ 、ブライアン・コニーツコ


【映画解説】
気、水、土、火という4つの王国が存在する世界を舞台にした
戦乱の世に調和をもたらす“エアベンダー”の少年アンの戦いの物語
“伝説の少年アン”という原作アニメを『シックス・センス』のM・ナイト・シャマランが映画化


【映画レビュー】
エアベンダーを次男にせがまれて観てきた
次男は特撮の迫力に、けっこう満足していたようだが
私はウ~ム・・・(汗)であった

次男の話によると“ニコロディオン”というアニメ専門チャンネルで
やっていた人気のあるアニメだったらしいが
主人公の“アン”は映画ほど暗くはなく
もっと明るいキャラなんだそうな

確かに特撮で、“気”“水”“火”“土”をベンダーが操る様は迫力満点で
アニメの世界を彷彿とさせるものだろう
だが、いかんせんお話が中途半端なのである

同じようにコミックを題材にした“20世紀少年”も
3部作のカタチを取り大量の観客動員数を獲得したが
20世紀少年は1話、1話がそれなりにおもしろく
完結はしないが、その篇でキチンと楽しめ
次を観たくなるワクワク感があった(最後は失速しましたが・・・)
だが、エアベンダーは肝心の第一作目が予告編のようなのだ
トレーラー映像がよくできていたせいか
期待して観ると、本編がトレーラー映像と大差ないのだ

普通は本編を観ると
ああ、あのシーンの前後はこういう話だったのね、とか
主人公とあのキャラクターにはこういう関係があって
あんなことになったのか?許せないなぁ・・・とか
そんな理由だったのか・・・うううっっ(落涙)とか
あるんですけど、この映画はまったくない!

Yahoo映画のレビューもかなり辛辣な批判が飛び交ってますが
まあ、3部作の作り方が監督によって違うということで
次を期待するしかないのだけれど
コミックやアニメが原作のモノを映画にする時は
何を大切にすればいいのか?というと
私は、まずキャラのイメージを裏切らないこと
世界観もなるべく守るか、それ以上のモノにすること
あとは原作が長編漫画の場合は2時間くらいで判るような
映画用のストーリーに書き換えること
ではないかと思う

結局、原作のアニメを知っている人も
知らない人も、2時間ちょっとで満足させなければならない
だから、映画監督という仕事は大変なのだ!

私は原作のアニメを観たことはないが
お話自体は壮大な物語の匂いがプンプンしているので
機会があったら観てみたいと思う

それにしても“アン”のキャラの子は目が大きくて
顔のほとんどが目だったような印象だが
火の国の王子“ズーコ”もどっかで見たキャラだと思ったら
『スラムドッグ・ミリオネア』の子だったのね
あのキャラも強いですなぁ・・・





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最新映画レビュー

アデル/ファラオと復活の秘薬 映画レビュー

新しいアクションヒロイン誕生に拍手!


泣ける度★☆☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎
アデル
監督・脚本 リュック・ベッソン/原作 タルディ/音楽 エリック・セラ



【映画解説】
フランスの人気コミックシリーズの原作を、あのリュック・ベッソンが映画化
エジプト王家に伝わる秘薬をめぐる、かってない冒険ファンタジー・アドベンチャー


【映画レビュー】
この映画のジャンルは何だ???
と観はじめた途端に戸惑ってしまうほど
冒険あり、アクションあり、コメディありと
おもしろさ、てんこ盛りの『アデル
しいて言えば
『インディジョーンズ』と『シャーロック・ホームズ』をたして
『ピンクパンサー』ばりのユーモアで味付けした
上質のニューフレンチ・エンタテインメント・アクションコメディ
といったところか?

その第一印象は、やっぱり“リュック・ベッソン”はセンスがいい!だった

同じようにユーモアを盛り込んだ“ガイ・リッチー”の
『シャーロック・ホームズ』とはまた違った
フランス人特有エスプリの効いたセンスが光っている
(ガイ・リッチーもセンスいいけどね・・・)


まず、ニューヒロインの“アデル”(ルイーズ・ブルゴワ ン)が可愛い!
フランスのTV局Canal+で人気の
お天気お姉さんだったらしいが
次々に変装して現れる彼女のキャラクターは
どれもコケティッシュで、この映画の見せ場の一つだろう
向こう見ずで、めっぽう気が強く、でも涙もろい
誰からも愛されそうな、
全く新しいタイプのニューヒロイン“アデル”
コケティッシュな笑顔の“ルイーズ・ブルゴワン”は
このニューヒロインにピッタリだ!
“アンヌ・パリロー”“ナタリー・ポートマン”“ミラ・ジョヴォヴィッチ”
に続き、リュック・ベッソン監督が、
また新たな大型新人女優をこの世に送り出した!
と、世間を騒がしているのもうなずける

特撮やCGの使い方も華美でなく
いい感じに、この映画を盛りたてている

妹を助けたい一心で“復活の秘薬”を手に入れるため
エジプトの“王家の谷”へと冒険の旅に出るアデルは
“インディ・ジョーンズ”も真っ青の
スリルに満ちたアドベンチャーアクションを魅せてくれる

わきを固める俳優陣も
フレンチコメディで見慣れた名優ぞろいで
ハラハラ、ドキドキしながら
思わず笑ってしまう
新しいアクションアドベンチャー映画に仕上がっている

ハリウッドのお決まりパターンの冒険映画に
ちょっと飽き気味の人には
この映画のフランス的エスプリの効いた
冒険活劇とユーモアが
乾いた心を、潤してくれるかも知れない・・・








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最新映画レビュー

FLOWERS‐フラワーズ 映画レビュー

女にしかできない“命”のリレー



泣ける度★★★☆☆ オススメ度◎◎◎◎
FLOWERS
監督 小泉徳宏/脚本 三浦有為子
製作総指揮 大貫卓也/音楽 朝川朋之




【映画解説】
昭和初期から平成にかけて親子三代にわたって
それぞれの時代で、精いっぱい自分らしく生きる6人の女性たちを
日本を代表する6大女優で描いた、命をつなぐ物語


【映画レビュー】
時代劇などを観ていると
昔から世継ぎを生むために、嫁は必死で
跡取りとなる男の子を産もうとする
日本では、その家を継ぐのは
男でなければならないからだ
でも家督を継ぐのは男だけど
命を継ぐのは女なのだということを
この映画を観ていると
改めて痛感させられる


子供を持つ親なら誰もが経験する
自分の血を分けた命が生まれる瞬間の
他では味わえない喜び
現代医学では男か女かを生み分けることもできるようだが
子供が生まれるときには誰もが
もう男でも女でもいいから
五体満足に生れてきて欲しいと願うだろう
それほど、この世に生まれてくる“命”とは
尊いものなのだ

この『FLOWERS』は昭和の初めから現代までの
女系家族の命のつながりを
今をときめく豪華女優陣で描いている
某化粧品会社のシャンプーと同じキャスティング
同じCDと同じ広告代理店が関わっているということもあって
ただのスポンサープロモーションムービーと思われがちだが
そこは、さすがROBOT!
純粋に映画として観ても、とてもよくできていて
変な色眼鏡で観ないほうがいいという事を
前もってお伝えしておく(食わず嫌いは損ですよ!)


本作は時代を越えて描かれる家族の物語である
本作を観ると改めて家族の命を受け継いでゆく
ということの大切さを、思い知らされる
昭和11年から平成21年にかけて
それぞれの時代を、ひたむきに
自分らしく生き抜いてきた三世代の女性たちを
映画は淡々と描いているのだが
そこは数々の広告賞を獲得してきたスタッフだけに
様々な部分で、映画としてのおもしろさも
ちゃんと計算されている

蒼井優が演じる“凛”のシーンは
モノクロ映像をうまく使いこなし
小津安二郎を思わせる、昭和初期の映像
竹内結子、田中麗奈、仲間由紀恵、演じる
“薫”“翠”“慧”のシーンは
日本映画全盛期のテクニカラー映像で
クレイジーキャッツや若大将シリーズを思い出させる
鈴木京香、広末涼子、演じる“奏”“佳”のシーンは
最新の高精細映像で美しい!
そしてタイトルにもなっている様々な“花たち”が
日本の四季折々の美しい映像の中で
更に美しく輝いている


単調になりがちな親子三代のお話も
見事な構成と巧みな編集ワークで
退屈さを微塵も感じさせない
特に“佳”役の広末涼子の誕生に関わるエピソードには
思わず熱い涙がこみ上げてくる


私は息子二人で娘はいないが
この映画を観ていたら
やっぱり娘が一人くらい欲しかったなぁ・・・
と思わされた

娘のいる方は、ぜひ親子で鑑賞してほしい
日本人の心に触れる命の物語である


でもやっぱり
広告のスタッフはプロモーションも
スポンサーの引っ張り方も
うまいですねぇ・・・





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最新邦画レビュー

孤高のメス 映画レビュー

日本人の心に響く“サムライ魂”ムービー!


泣ける度★★★★★ オススメ度◎◎◎◎◎
孤高のメス2
監督 成島出/脚本 加藤正人/原作 大鐘稔彦


【映画解説】
自身が現職の医師で、誰よりも医療事情に精通している大鐘稔彦の同名小説を基に
地方の市民病院に勤務する外科医が旧弊な医療現場で困難な手術に立ち向かうさまを描き
現代の医療問題に鋭く切り込む衝撃的な医療ドラマ


【映画レビュー】
われわれ日本人の心に響くものとは何だろう?
たぶんそれは
遠く武士の時代から受け継がれてきた
“義”の心なのではないか?
孤高のメス』を観ていつの間にか流している涙は
自分の中にあるそんな“義”の部分の
琴線に触れた涙なのではないかと思う


昔から邦画の代表である時代劇も、やくざ映画も、戦争映画も
私が感動する映画は必ず“義”の精神が描かれている

本当はだけれどのために断腸の思いで
仕方なくするというパターンだが
パターンが分かっていても、いつの間にか泣いている自分がいる
そんな“義”の精神の裏にある
無念さ、誠実さ、潔さに、我々日本人は(私だけ?)
感動し、納得し、涙を流してしまうのではないか?

本作の描いているのは
その種の“忠義”の“義”ではないけれど
人の命を救う為に
たとえ殺人罪に問われる可能性があっても
自分の医師生命を捨てる覚悟で
違法行為である脳死肝移植の手術に臨む
外科医“当麻鉄彦”(堤真一)の
医師として信念を見事に描いている

「目の前に助けて欲しいと願う患者がいたら
全力で救おうとしなければ医師ではない」と言い切る当麻
それは医師という“人の命”に係わる仕事に真摯に向き合う
当麻鉄彦の外科医としての、ある種の“義”なのだ

アメリカ帰りの優秀な外科医なのに
地域医療に身を捧げるため
あえて、古びた漁村のさざなみ市民病院にやってきた当麻
それは、制約の多い都市部の大学病院に
疑問を持ったからだけではなく
彼が医師を志す決め手となった
幼い時のある出来事が大きく影響している

そのエピソードを自ら友人に語るシーンでは
この医師の外科医としての信念
“救える命は絶対に救う”という志の高さが垣間見られ
誰もが心を熱くさせられる

身近な人や本当にたいせつな人を救えなかったり
自分自身が、生死の間をさまよっった末、助かった人が
ひとりでも多くの命を救いたいという強い願いから
医師を志し、やがて誰もが認める名医となるとき
“命”に対するその執念は普通の医師とは格段に違う

タイトルの『孤高のメス』は
まさにそんな患者の命を救う外科手術に
その人生をかけた医師の物語にふさわしい!

演出も構成もキャスティングも完璧といえる本作

病院に勤めながらも、たらい回しにされた揚句
亡くなってしまう“弘平”(成宮寛貴)の母である
看護婦の“中村浪子”(夏川結衣)の葬儀のシーンから
映画は始まるのだが、当麻医師の助手を務めた
その母の残した日記を弘平が見つけ
読み始めることで浪子のストーリーテラーという形で
物語は展開してゆく

日記が語られるに連れて
当麻鉄彦の手術手腕の見事さ
誰にも媚を売らず、すべての人に平等に接する人柄
いつでも患者の容態を最優先する
医師としての真摯な姿勢などが
段々と分かってくる

孤高の医師“当麻鉄彦”役の堤真一
少しでもその役に立とうと一生懸命助手を務める
看護婦の“中村浪子”役の夏川結衣
苦渋の決断で脳死した息子の臓器提供を申し出る
母親“武井静”役の余貴美子も
他にはいないという最高の配役と最高の演技で
この映画の感動を何倍にもしてくれている

手術シーンも実にリアルで
その手際の良さと真に迫る映像で
堤真一も夏川結衣も本物の医師とナースか?と見紛うほどだ

孤高のメス3


私も鑑賞後に知ったのだが
手術中にガーゼを並べるガーゼカウント
(患者の体内に針やガーゼが残らないように
、 手術中は針カウントとガーゼカウントを行うのが基本)
など、実際の手術に基づいた演出をリアルに行っていて
その辺の監督のこだわりが
本作をより本格医療ドラマに仕上げている

そして観ていて熱くさせられるのは
当麻の見事な手術を目の当たりにし、それを手伝ううちに
周りの医師や看護婦たちが
それまで諦めていた“命”に対する取り組み方が変わっていくこと
特にストーリーテラーも兼ねている浪子自身の仕事に対する意欲
昔は嫌だった手術の助手が、当麻医師と共に命を救える喜びに変わっていき
母子家庭で帰りの遅い母を、泣きながら保育園で待っていた息子の弘平が
その母の変化を敏感に感じ、笑顔で母を迎えるようになっていく様子など
ひとりの外科医“当麻鉄彦”がこの病院で働く人たちを始め
この村の人たちに与えた影響が計り知れないことが
観ている私たちにも、ひしひしと伝わってくる


この映画の描く1989年当時は
日本の地域医療のレベルも、都市部の大学病院とは
今よりも格段に差があったのかもしれない
大都市の大きな病院だったら助かったはずの命が
地方の医療設備も整っていない小さな病院だったために
助からなかったケースは多々あったろう
特に直接手術で執刀する外科医の
オペの手腕によってその明暗は大きく左右されただろう


20年余りの歳月の間には
様々な医療事故などの問題も、いくつか耳にした記憶がある
でも、今や地方都市にも医療設備が整い
安心して手術が受けられる病院も数多く生まれた

医師不足問題が叫ばれている昨今だが
本作の弘平がそうだったように
当麻鉄彦のような高い志を受け継ぐ医師たちに
もっともっと登場してもらい
信念を持って“人の命”を扱う仕事の大切さを
未来永劫、受け継いでいって欲しいと強く感じた
珠玉の日本映画である







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