映画 『This is it!』 レビュー

祝!開設、目指せ年間100本鑑賞

初めまして、日本アカデミー会員のTiger KIdsです。
今までは会社が忙しく努力して映画を観てもせいぜい年間20~30本どまりでしたが、
自分で事業を起こしスケジュール管理がより自由になったので、もっともっとたくさんの映画を観て、
アカデミー会員ならではの視点から、みなさんに良い映画の情報を提供し
映画選びの参考にしていただければと思います。


泣ける度★★★★☆ オススメ度◎◎◎◎◎
this is it
監督 ケニー・オルテガ


直近で観たのはマイケルジャクソンの『This is it』ですが
私の次男(小学校6年生)がなぜか最近マイケルにはまっていて、
マイケルが亡くなった今年の6月頃、せがまれてCDを買ってあげたら英語もわからないのに、
あっという間に耳から覚えて全曲歌っているではありませんか!
その音感と記憶力にはドキモを抜かされたのですが
スリラーなどのPVも繰り返し見て見よう見まねで踊っている凝りよう。

その息子がどうしても観たいと言うので、ほかに観たい映画もたくさんあったのですが
しかたなく一緒に見に行きました。
観終わった後のファーストインプレッションは、私が今まで思っていたマイケルジャクソン像と
この映画を見た後のマイケル像はまったく違っていたんだなということ。

スリラーが発表されジョンランディスが監督したVPが一世を風靡したのは、今からおよそ30年前
ちょうど私も大学を卒業するころで、マイケルとは同世代という親近感から
私もマイケルのLP(その当時はCDはまだなかった)やビデオを買いあさり
来日公演もアリーナのいい席を確保してマイケルの踊りを食い入るように見ていた記憶があります。

その当時もマイケルの踊りは切れがあってカッコよく、ダンサーとしても超一流のアーティスト感はありましたが
結局は周りにいるクインシージョーンズやジョンランディスなどの超一流のスタッフの力が大きいと思っていて
アメリカならばお金をかければマイケルクラスのミュージシャンはいくらでも作れそうだと思っていました。

その後、LPからCDへと時代も移り変わり、マイケルブームも一段落しアルバムもそれほど話題にならなくなって
ほかのミュージシャンと同じように世界的にCDも売れなくなっていく中で
マイケルジャクソンの話題は度重なる整形手術で変わり果てた形相や、ネバーランドにまつわる幼児虐待の噂など
およそ全盛期のマイケルからは想像もつかない変人ぶりに
ほとんど気にならない存在になっていったのは、私だけではないでしょう。

でも、この『This is it』を観たらマイケルジャクソンという人が私たちに想像もできないほど
音楽を愛し、ダンスを愛し、その才能もテクニックも計り知れないほど
希有のミュージシャンだったんだと、思い知らされるでしょう。

この映画でコンサートスタッフを引っ張っていくマイケルは、ただのミュージシャンとしての域は遥かに超えて
音楽監督であり、舞台監督であり、アレンジャー、振付師、プロデューサーとして
ライブツアーを世界中のファンに喜んでもらいたいと
リハーサルといえども一切手を抜かず細部にわたって指示を出し
ツアーに欠ける意気込みが、ひしひしと伝わってきます。

音楽好きということもあってミュージシャン映画は必ずチェックしています。
『WHO』『R.STONES』『RAY』とどれもその当時のパワーが伝わってきていい映画でしたが
映画を見てそのミュージシャン感が変わった映画はこれが初めてです。

青春時代に少しでもマイケルに触れた記憶のある方にはぜひ観ていただきたい映画です。

まあ、今回が第一回目ということもあり、今回のオススメ映画ブログはこの辺にしておきますが
2回、3回とオススメ映画をUPしていきますので、みなさん期待していてくださいネ。


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