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ヒア アフター 映画レビュー

死者たちに恥ずかしくないように生きる!


泣ける度★★★☆☆ オススメ度◎◎◎◎◎
ヒアアフター
監督 クリント・イーストウッド
脚本 ピーター・モーガン
製作総指揮 スティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル
ティム・ムーア、ピーター・モーガン
音楽 クリント・イーストウッド


【映画解説】 公式サイトはこちら⇒
死を身近で体験した3人の登場人物が、それぞれの体験から悩み苦しみ
あらためて生と向き合う姿を描くヒューマン・ドラマ


【映画レビュー】
人は死んだら何処へ行くのだろう?
誰もが思う素朴な疑問だが
死後の世界を信じる人もいれば
死んだら終わり、そんな世界など無い
と思う人もいると思うが
本作のワンシーンにもあったように
どう考えても守護霊に守られたとしか思えない体験を
何度かしている私は、死後の世界を頑なに信じている一人だ
そして、亡くなった人たちに恥ずかしくないように
今いる世界を精いっぱい生きることが
自分を守ってくれている霊たちへの
自分ができる精一杯の生き方なのだと
この映画を観て確信し、同時にそれが
イーストウッド監督からのメッセージなのだと感じた。


本作の主人公たちは皆、なんらかの形で死と関わりを持っている
津波に巻き込まれ臨死体験をしたキャスター
双子の兄を亡くしたショックから立ち直れないでいる少年
ある事故をきっかけに霊媒師として死者と語ることができる男
そして、それぞれが自分の中に
そんな体験をした者にしか解らない
ある種のわだかまりを抱えている。
そしてそんな思いを解放してくれる何かを求めている。
だが本作は『ヒア アフター』という題名どおり
死後の世界を題材にしてはいるが
オカルト的な表現は一切出てこない。
むしろ“今をどう生きるべきか?”を観客に問う
生き方をテーマにした映画だと思う。



私は6年前に母を亡くしたが
それまでは死にたくないと思って生きていたのに
母の死をきっかけに
母の傍に行けるのならばいつ死んでもいいや
という思いに変わってしまった。

こんなことを言うと妻や子供たちに申し訳なく思うが
最愛の母を亡くしてから何をやってもやる気が起きず
生きることに張りあいを失くし
それまで勤めていた会社も辞めてしまった。

それほど母の死は自分の人生において
大きな出来事だった。

だが、それからいろんな面で人生が思うようにいかず
自分がやりたいことが出来ぬまま月日が経ち
母の死後めっきり弱ってしまった父も
昨年、他界してしまった。

そんなとき、初めて夢の中に母が現れた
それまで一度も出てきたことはなかったので
「なんで今まで会いに来てくれなかったんだよ!」と
夢の中で私は母に文句を言った。
死に目に会えなかった後悔の念もずっと抱いていたので
そんな言い方になってしまったのだが
夢の中の母は何も言わずに心配そうに
黙って私をじっと見つめていた。
目覚めたときに私は泣いていた
夢の中の母が笑ってくれずに
ただ黙って心配そうに私を見ていたことに
情けなさと、悔しさと、済まない気持ちが入り混じった
何とも言えない涙だった。

それから私は生き方を改めようと思った
「いつ死んでもいいや」という思いは捨て
「生きている限り精一杯生きよう」と
次に母が夢に出てく来てくれるときは
笑顔で出て来てくれるように
あっちの世界に行った母を心配させないように
そう生きることを心に誓った。


人は後悔ばかりして生きていると
マイナスのフォースを呼び
運気も下がってしまうような気がする。
宗教的な考え方には、この世は修業の場で
生かされている間は一生懸命努力しなければならない
その修業を終えたときに初めてお迎えが来るのだという
考え方があるようだが
死後の世界があるとすれば
自分を守ってくれているご先祖様の霊も含め
亡くなった人たちを心配させるような生き方を
してはいけないのだと
自分自身に言い聞かせながら
日々の生活を送るように努力している。


おりしも一週間前の大地震により
この映画以上の大津波が東北地方沿岸を襲った。
日が経つに連れその被害の甚大さは
我々の想像をはるかに超えたものとなっている。
亡くなった方々の数も計り知れない。
でも、どんな逆境に立たされても
生き残った人たちには、生き残った理由があるはず
亡くなった人たちを心配させない為にも
潰れそうな心を奮い立たせて
頑張って生き抜いて欲しい!と願っている。


※P.S
現在、この映画は被災者の方々を気遣ってか
上映が中止されてしまった。
この映画の津波シーンがあまりにもリアルなため
いたしかたない処置だとは思うが
1日も早く町も映画館も復興し
心に傷を負った方々が元気になるような映画を上映して欲しいと思う。






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