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映画 『食堂かたつむり』 レビュー

美味しい記憶は消えない・・・?

泣ける度★★☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎○
食堂かたつむり1
監督 富永まい/原作 小川糸/脚本 高井浩子/音楽 福原まり


【ストーリー概要】
信用していた恋人に、自分の夢だったレストラン開店資金も、家財道具もすべてを持ち逃げされ
ショックのあまり一時的に心因性失声症を患ってしまう倫子。
そんな彼女が失意の内に実家に戻り、自活のため食堂を開いて得意の料理で人々を癒やしていく。

【レビュー】
美味しいと評判のレストランのシェフは、幼いころから美味しいものを食べてきた
という人がほとんどだと聞く
その記憶を頼りに日々工夫して新たな美味しい料理を生み出してゆくのだそうだ
そのくらい人間の舌の記憶というのはいつまでも消えずに
味覚として脳に刻まれていくものらしい

この『食堂かたつむり』は、主人公の作る料理を食べた人の
そんな美味しい記憶がしあわせの記憶を思い出させ
人々を元気にさせてゆく
それぞれの味覚に隠された記憶の物語だ


美味しいものを食べて不愉快になる人はまずいない
美味しいものは人をしあわせな気分にしてくれる
逆に腹が減っていると人はイライラする
昔から大切な話をするときは、たいてい美味しいものを食べて
気分を良くしてから話すように習慣化されている

だからを片思いの彼と"ジュテームスープ"を飲んだら
彼女の思いが通じてしまうのは奇跡ではなく
ごくごく自然なことなのだ!
それくらい美味しいものには力がある


美味しい記憶は
ときには人を元気にさせ
ときには人を幸福にさせ
ときには人を恋しくさせる

でも心の奥に仕舞っておいた
誰にも言えない記憶も
ときには食べた瞬間、舌が甦らせてしまう
そう、それまで意識して避けていた祖母のヌカ漬けを
口に入れた途端思いだしてしまったルリコのように・・・

食堂かたつむり2


CM出身の監督らしく
料理のシズルは本当に美味しそうに撮っている
アニメを駆使したしあわせの表現や
コマ撮りの過去を振り返るシーンなども
女性監督ならではの感性を感じる

あと喋らない柴崎コウがなかなかイイ!
失語症の役だから当然なのだが
彼女が喋らない分"ルリコ"役の余貴美子のシャベリが
彼女のセリフまでカバーしているようでルリコの演技が光っている!

食堂かたつむり3


大嫌いだった人が本当はいちばん自分を思ってくれていた
近くにいるときは案外気づかないもの・・・


観ていて何となくあったかくなってくる映画
観ながらウンウンと頷いていて
気づいたら頬を涙が伝っていた・・・


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