映画 『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』 レビュー

恐るべし!アメリカン・スラップ・スティックムービー!


泣ける度★☆☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎
ハンナ・モンタナ
監督 ピーター・チェルソム/脚本 ダン・ベレンドセン/音楽 ジョン・デブニー
製作総指揮 デヴィッド・ブロッカー、マイケル・ポリエス、スティーヴン・ピーターマン



【概要】
ご存じアメリカで人気のTVドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』の
劇場公開映画版!


【レビュー】
若い皆さんはご存じないと思うが
その昔、『ルーシー・ショー』という誰もが知っていた
アメリカのドラマがあった(1962~1968年)

主演は“ルーシー・リカード”という
専業主婦だが、ショービジネスの世界に憧れていて
何かあれば、とんでもない発想や行動をし
いつも騒動を巻きおこしてしまうトラブルメーカーを
ルシル・ボールという女優が演じて一世を風靡した。


米国で大人気のTVドラマ『ハンナ・モンタナ』を観たとき
このルーシー・ショーを思い出した。

構成や作りもほぼ同じ
スタジオセットの中で展開する
スラップスティック‐コメディで
2~3分に1回のセリフのギャグに合わせて
観客の笑い声が入る。

小学生だった私にはあまりピンとこなかったが
大人たちには受けていたようで
当時この番組を知らない人はいなかったくらいの
超人気番組だった。

TVドラマの『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』も
設定こそ高校だがユーモアのセンスや笑い声の入るタイミングなど
40年以上たった今もアメリカ人の笑いのセンスは
変わらないんだなぁ・・・と驚かされた!


でもこの『ハンナ・モンタナ/ザ・ムービー』はちょっと違う
舞台はスタジオセットから飛び出し、大自然あふれるテネシーへ!
TVドラマのあの笑い声も入らず
多少セリフにユーモアは散りばめられているものの
TVドラマのような作られた演出は一切なく
なかなか良くできた映画だった

ハンナ・モンタナ2


最近、都会に住む日本人が古民家や自家菜園に憧れるように
アメリカ人の心のどこかには
いつも草木あふれる大草原の風景があり
馬に乗って思いっきり走り回りたい願望があるんじゃないのか?
と感じることが多々ある。

ハリウッドの高校でアイドルであることを隠し
若くして超セレブな生活を送るハンナ・モンタナも
生まれ育ちは大自然と人情味があふれるテネシー育ち
そのギャップの中で本当に忘れかけていた
人と人との触れ合いのたいせつさを
あらためて思い出すストーリー展開は
アメリカ人の心の琴線に触れきっと涙を誘ったに違いない!

普段歌うことのないカントリー調の曲も
アメリカ人の心のふるさと的なメロディがふんだんに盛り込まれ
観客動員数を増やすには申し分のない演出なのだろう


日本でも「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」ファンは
結構多いらしく、劇場の中は女子中高生で賑わっていた


そう言えば、やはりアメリカのTVドラマで『大草原の小さな家』
という西部開拓時代のアメリカを舞台にした長寿番組があったが
どんなことがあっても家族を守り抜く強く優しいお父さんと
ルビーおばさんのようないつもニコニコして優しいお母さん
そして大自然で伸び伸びと育つ子供たちという
現代ではなかなか実現できそうにない理想的?な家族生活が
すべてのアメリカ人の心の中に
永遠の憧れとして生き続けているのかもしれない・・・


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