映画 『沈まぬ太陽』 レビュー

映画館で観ないと、きっと後悔する

泣ける度★★★☆☆ オススメ度◎◎◎◎
沈まぬ太陽
監督 若松節朗/原作 山崎豊子/脚本 西岡琢也
製作総指揮 角川歴彦/音楽 住友紀人


映画を観終わった後で、こりゃDVDでも良かったかも?と思う映画もあれば
いつの間にか公開が終わってしまってその後DVDで観たときに
ああ劇場で観たかった・・・と思う映画もありますよねぇ?

『沈まぬ太陽』こそまさに劇場で観ないと後悔しそうな映画なのです。

山崎豊子の原作小説は残念ながらまだ読んでいませんが
過去『大地の子』『二つの祖国』『白い巨塔』『不毛地帯』を読んで
すっかり山崎ファンになってしまった私はこの映画を観て
原作とあまり違わない仕上がりになっているんだろうな、と確信めいたものを感じたのです・・・

それは『大地の子』をNHKがドラマ化したときに
配役もTV用にした脚本もほとんど私の想像を裏切らなかったので
山崎さんは自分の小説が映画化されるときは、その辺のチェックがかなり厳しいんじゃないかな?
と思ったからなんですけど・・・

言うまでもなく原作は日航ジャンボ機御巣鷹山墜落事故を題材にし
JALの官僚体質に鋭くメスを入れたフィクション小説ですが
映画のほうも細部にわたり国民航空の巨大企業ゆえの腐敗ぶりが描かれていて
とてもただのフィクションとは思えないほどのリアルな出来栄えなのです。

昨今のJALの迷走ぶりをみていても、あながち全くのフィクションとは言えないんじゃない?
と思ってしまうのはわたしだけでしょうか・・・?
上映にあたって、噂ではかなりJALから攻撃されてたようですけど・・・

余談ですが、あの墜落した日に私も妻と先輩の弟さんを見舞いに羽田から熊本へ
JALを使って飛び、レンタカーで大分へ行く途中
お昼を食べに寄った定食屋のTVで事故のニュースを見て、行き先が大阪じゃなくて良かったと
ぞっとしたのを憶えています。人の運命はわからないものですね・・・

話を映画に戻します。
俳優陣もまさにこの人しかいない!といった気を使ったキャスティングで
特に渡辺謙と三浦友和との一巨大企業の戦士ぶりの演技もリアルさに拍車をかけていてよかったです。

あとはロケ地の豊富さとその映像の美しさが大スクリーンならではの臨場感と相まって
DVDで観なくて良かったーと納得する映画なのです。
まあ最近は財力にものを言わせて家に巨大スクリーンを設置して
小さな映画館並みの設備や50インチ以上の大画面TVでDVDを鑑賞なさっている方もいると思いますが
庶民の代表の私としましてはDVDではなく映画館で観てちょーだい!と言いたいのであります・・・

あと3時間越えの超大作なので(途中休憩が10分あります)
観る前にトイレだけは行っておいたほうがよいと思いますです。



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