パーマネント野ばら 映画レビュー

本当にたいせつな人は魂が忘れない…


泣ける度★★★☆☆ おススメ度◎◎◎◎
パーマネント野ばら
監督 吉田大八/脚本 奥寺佐渡子/原作 西原理恵子/音楽 福原まり



【映画解説】
人気漫画家・西原理恵子の話題を呼んだ同名漫画を
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』の吉田大八監督が映画化した恋物語


【映画レビュー】
田舎の小さな港町で
たんたんと綴られる世界
出戻りのパーマネント屋の娘が
わが娘や世間体を気にしつつ
自分の高校の先生と密かな恋物語?
かと思いきや…

いやー、ラスト数分前で
一気に心を持っていかれる見事な演出!
久しぶりに日本映画らしい映画を
観た気がしました。


まず、主人公の“なおこ”(菅野美穂)の
周りのキャラクターがとってもイイ!

幼なじみの親友のふたり
スナックのママの“みっちゃん”(小池栄子)と
男運の悪い“ともちゃん”(池脇千鶴)
幼い時からお互いにいつも気にかけている温かさが
小さな田舎町特有の丁度よい距離感で
じんわりと伝わってくる

野ばらの常連のパンチパーマの下ネタおばちゃんたちも
厳しくてやさしい“なおこ”の母の“まさ子”(夏木マリ)も
その別れそうな夫の“カズオ”(宇崎竜童)も
事あるごとに-チェーンソウで電柱を切っちゃう
みっちゃんのお父さん(本田博太郎)も
田舎の小さな港町の風景に馴染んでいて
とっても愛着が湧いてくる人たちばかり

そんな周りのキャラクターで
“なおこ”がこの町でどんな風に育ってきて
どんな性格の人間になったかが
ひしひしと伝わってくる

映像のトーンものんびりした田舎町を引き立ててるし
吉田監督らしいギャグも
この映画にはなかなかマッチしていて
いい味になっていると思う



人は人生の中で
いろんな人と出会い
いろんな別れを経験する
中には意識して忘れなければならない人もいるだろう?
でも、本当にたいせつな人は
たとえ頭で忘れようとしても
自分が意識しない魂の深いところで
忘れられないものなのだろう
いつまでも、いつまでも…






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