映画 『イングロリアス・バスターズ』 レビュー

さすがタランティーノ、キレてます!

泣ける度★★★☆ オススメ度◎◎◎◎
イングロリアスバスターズ
監督・脚本 クエンティン・タランティーノ
製作総指揮 エリカ・スタインバーグ、ロイド・フィリップス、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン


タランティーノの映画になぜ殺しの場面が多いのか?この映画で分かった気がします。
とにかく巧い!映画作りにかけては抜群のセンスがありますねぇ…この人は。
一言で言うとこの『イングロリアス・バスターズ』はキレてます!構成、配役、テンポ、音楽…どれを取っても巧い、キレてる、だから2時間半に及ぶこの映画は、あっというまに終わってしまう。そのキレの良さに一役買っているのがお得意の銃を使った殺しのシーン。まあイタリア人の監督の映画はよく血がでてきますが、タランティーノはその殺しも血も絶妙のタイミングで挿入し、まるでひとつの場面転換やワイプのように使って殺しまくるのです。
だからR15指定になっていると思うのですが、殺しのシーンが多いという理由だけでこの映画のキレの良さを、将来映画監督を目指すかも知れない少年たちに見せないのは、ちょっともったいない気がします。
ナチスの軍人たちを殺しまくるスカッとする映画というのが、この映画の前評判のようでしたが、ナチスドイツの残虐非道ぶりは日本人の私には本とかでしかわからないので、ナチスに対する感情は欧米人の方たちと感覚的には違うと思うけど、そこにインディアンの皮剥ぎの儀式をもってきたところなど、タランティーノの米国人への皮肉も混ざっているんじゃない?っと、なんとも言えない気分になりました。
日本軍も戦争中はアジア諸国で相当ひどいことをやったと思うし、その恨みをまだ根強く持っているアジア人も多いと思いますが、そういったどんよりとしがちな人の恨みの感情もタランティーノが描くとこんな風になってしまうんだと、納得してしまうぐらいキレの良い映画なのです。

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