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借りぐらしのアリエッティ 映画レビュー

“ジブリブランド”をもっと大切にしていくべきでは?


泣ける度☆☆☆☆☆ オススメ度
借りぐらしのアリエッティ
監督 米林宏昌/脚本 宮崎駿、丹羽圭子/原作 メアリー・ノートン/音楽 セシル・コルベル



【映画解説】
メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、
古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語を描いたジブリ・アニメ


【映画レビュー】
“スタジオジブリ”
アニメーション制作会社で
これほどのブランド力を持った会社が、かつてあっただろうか?

ハリウッドでアカデミー賞を獲得し
一気に“世界のジブリ”に名を馳せただけに
出す作品、出す作品に
皆の期待が集まるのは当然である。

それだけに、最近のジブリ作品は
裏切られた感に憤懣やるかたないファンの酷評が
飛び交うのだろう。


私は根っからのジブリファンではないが
いつもこれだけ前評判で騒がれれば
取りあえずチェックはしておかなければ
という気にさせるのも
“ジブリ”ブランドの力だろう


日本のアニメ映画が世界的に戦えるのは
日本の映画界に、ハリウッド映画のような
莫大な制作費をつぎ込んでも回収できるという土壌が無く
実写にするとかなりのハンデを背負うので
物語の内容が良ければ
アニメの方が格段に
表現力で勝負できるからではないだろうか?
実際に過去のジブリ作品を借りに実写で制作したとしたら
ちょっとやそっとの費用じゃ
あれだけの壮大な映画は作れない
つまり、ジブリアニメには
世界の人を唸らせるほど
内容が濃い作品が多かったのでは・・・

やはり人を感動させるのは
特撮技術ではなくストーリーなのだということを
ジブリアニメは改めて世界に証明したのだと思う


この『借りぐらしのアリエッティ』にはそんなストーリー性はなく
床下に住む小人とそこに越してきた病気の少年の
ほんの数日間のお話しを90分間にした物語で
そこには寓話的教訓も風刺もない
滅びゆく種族である小人たちと
余命幾許もない少年の
“命”にテーマ性があるのかと思いきや
そうでもない
観終わった直後の素直な感想は
何を伝えたかったのかがまったくわからないよ???
であった


そのせいか最近のジブリ作品は音楽に力を入れている気がする
前回のポニョもそうだったが
このアリエッティも予告で流れるテーマ曲が
とても、せつなさを感じさせ
小人と人間の少年の切ない恋愛体験や
決して結ばれない異なった種族の運命のような
展開を期待していたのだが
その片鱗はあったにせよ
そこまで物語は深く描かれていない


観客動員の要であるトレーラーとテーマ曲
その二つが良くて“スタジオジブリ”というブランドで
TVで煽るだけ煽れば、かなりの客を映画館に来させることはできる?
興行的に成功すればいいのなら
今回もかなりの観客動員数は確保できただろう
でも、これを続けていけば
せっかく育て上げた“世界のジブリ”ブランドは
信用を失い、崩壊していくのは目に見えている


最近はむしろディズニーアニメのほうが
日本人でもホロリとくる場面が随所にあったりして
日本のアニメは負けている気がする
『カールじいさん・・・』などは
アニメの中に登場する手紙を日本語に書き換えてあった
(多分そのシーンはすべての上映国の言語になっているはず)

日本人の我々はもちろん
世界が涙するような作品を創出して
往年の作品のような“スタジオジブリ”のブランドエクイティを
図ってほしいものである。





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