映画 『パブリックエネミーズ』 レビュー

未来は変えられる・・・

泣ける度★★★☆ オススメ度◎◎◎
パブリックエネミーズ
監督 マイケル・マン/脚本 ロナン・ベネット、アン・ビダーマン、マイケル・マン
音楽 エリオット・ゴールデンサール


「誰もが来た道ばかりを気にするけれど、大事なのはこれから先のことだ…」

映画『パブリック・エネミーズ』でジョンが初めてビリーに出会った夜に連れて行った高級レストランで
ビリーが周りからジロジロ見られている理由を
「自分が安物の服を着ているからだ」と言ったビリーに向かって
ジョンが言う台詞だが

この一言が彼の生き様をすべて物語っている

けっして仲間を見捨てない
過去を振り返らない
銀行は襲っても客の金は奪わない
大恐慌時代の「義賊」として名高いジョン・デリンジャー

幼い時に母を亡くし
父親に殴られながら育ったという
そんな彼が築き上げていった独自の人生哲学?

銀行は襲うが仲間に誘われても誘拐には手を貸さない
もしかしたら銀行強盗も
失業者が溢れる大恐慌を招いた政府への
彼なりの抗議だったのかも知れない…

マイケル・マン監督のコントラストを効かせた映像も
ジョンの男臭さを更に引き立てる

他の仲間が娼婦で気持を紛らせていても
ひとりの女を真摯に愛す

男から見ても感心させられるほど
ハードボイルドなジョンの生き様

マイケル・マン監督がもう一つこだわったもの
それは劇中にも出てくる「Bye Bye Blackbird」という歌だ
ジャズのスタンダードナンバーで
実にいろんなアーティストがカバーしている曲だが
この中の"Blackbird"とはイギリスではツグミ類のクロウタドリ
アメリカではハゴロモガラスやムクドリモドキ科の数種の鳥の総称をブラックバードというようで
「不幸」を象徴する鳥、黒人を表す隠語でもあるらしい

ジョンの恋人ビリー役にちょっとエキゾチックなマリオン・コティヤールを起用し
そのの設定がインディアンとのハーフというところも
この歌の歌詞をギミックに使用するための
マイケル・マンのこだわりだったのか?


それにしても、この映画を見たらジョニー・デップファンが
さらに増えるだろう思ったほど
ジョン・デリンジャー役のジョニーはカッコイイ!!!

過去のジョンデリンジャー作品と比べてみてはいかが?


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