RED/レッド 映画レビュー

現役を退いても超エリートはやっぱり別格?


泣ける度☆☆☆☆☆ オススメ度◎◎◎◎◎
RED
監督 ロベルト・シュヴェンケ
脚本 ジョン・ホーバー 、エリック・ホーバー
原作 ウォーレン・エリス[ライター] 、カリー・ハムナー
製作総指揮 グレゴリー・ノヴェック 、ジェイク・マイヤーズ
音楽 クリストフ・ベック


【映画解説】 公式サイトはこちら⇒
引退し年金生活を送っていた元CIAのエージェントが
ある襲撃事件をきっかけに、かつての仲間たちと伝説のチームを再結成し
巨大な陰謀に立ち向かう、スパイアクションムービー


【映画レビュー】
日本で東大を首席で卒業するような人たちが目指すのは
さしずめ大蔵省⇒大蔵官僚といったところだろうか?
では米国のハーバードを首席で卒業するような人たちが目指すのは?
CIAやペンタゴンか、今ならNASAといったところだろうか・・・
日本では戦争が身近に感じられない為か
エリートたちが挙って防衛省を目指すという話はあまり聞かないが
米国では国民の国防意識が高いのか
エリートたちが目指すのは、やはりペンタゴンやCIAのようだ。

そのエリートたちの中にも当然、能力に違いは出てくる
常人にはとても達成できない特殊任務を担い
そんなエリート中のエリートたちが体を張って
アメリカという国を守っているのだろうか?

本作は、そんなかっての超エリートスパイたちが
RED(Retired Extremely Dangerous)のタイトル通り
超ド級のアクションで巨大な陰謀に立ち向かう。
引退はしてもエリート中の超エリートスパイだから、
現役のCIA相手に1歩も引けを取らない戦いぶり
むしろ現役たちは太刀打ちできない(笑)

豪華俳優陣の実年齢も
フランク役のブルース・ウイリスが1955年生まれの55歳
マーヴィン宅のジョン・マルコ・ヴィッチが1953年生まれの57歳
ヴィクトリア役のヘレン・ミレンが1945年生まれの65歳
ジョー役のモーガン・フリーマンが1937年生まれの73歳
ブルースとジョンはまだ年金を貰っていないだろうが
ヘレンとモーガンは実年齢でも立派な年金受給者なのだ!

全世界的に高年齢化が進んでいるからか
高年齢者をターゲットにしたような
第一線を退いた年金受給者が元気に大活躍するアイデアは
なかなかの反響のようで
高齢者レビュアーからの
「観ていてやる気を貰いました」とか
「私もまだまだ負けていられない」といったレビューが多く
制作者のねらいはバッチリ当ったようだ。

これだけの名優たちが勢ぞろいする機会も貴重だが
それぞれが独自の個性を発揮して
癖のあるスパイ役を演じきっているのも
この映画の観どころの一つ
特にヴィクトリアがマシンガンを撃ちまくる姿は
65歳とは思えない迫力とヘレンならではのお色気があって
ヘレンファンならずとも必見です。

アクションこそなかったものの
資料保管室の番人役のアーネスト・ホーグナインは
1917年の1月生まれだから、なんと94歳!!!
『ポセイドン・アドベンチャー』のときの
鍛え抜かれた身体とアクションを思い出し
やっぱり若い時に鍛えていた人は長生きするのかなぁ?
と、感心させられました(笑)


リチャード・ドレイファス演じる
“アレクサンダー”の小ずるく、ひ弱な悪党ぶりや
ブライアン・コックス演じる、ヴィクトリアの元恋人
“アイヴァン”のダンディなロシア人も
非の打ちどころがないほど完ぺきな配役。

特にフランクの年金担当で事件に巻き込まれる
“サラ”メアリー・ルイーズ・パーカーは
スパイとは程遠い退屈な職業とビミョ―な年齢設定が
引退した元スパイのオヤジが恋をする相手としては
あるよねぇ…と思わせる、ごく普通の美人で
殺伐としそうな本作に花を添えてます。


※P.S
広告代理店時代に、提携しているアメリカの代理店から
現地の担当CDがやって来て、一緒に仕事をしたのだが
私たちに打ち解けようと、やたらとジョークで笑わせたり
わざとゲップをしたりして、大声で笑うキャラクターの持ち主だったが
あるとき、目だけは笑っていないことに気づいた
あとで解ったのだが、彼は元CIAで
その後広告会社に入り、CDになったらしいのだが
CIAを辞めてから10年間は国外に出てはいけない契約らしい
CIAを退職して10年たったので、やっと国外渡航の許可が下りて
その最初の国が日本だったと嬉しそうに話していた。
機密保持契約というやつらしいが
実際にそんな話を聞くとやっぱり日本とは違うのね、と
あらためてアメリカの恐ろしさを感じました・・・





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